経営理念について
店舗でも企業でも経営理念の統一は必要です。
小さい所は無い場合が非常に多いです。
しかし、成功する上で非常に大切な事なので
この機会に作成し、共有していただく事をお勧めします。
ここでは経営理念についてまとめます。
店舗の魅力を考える
店舗を出店されたときと実際運営された後では
運営方法が変わっていると思います。
予想していた客層と違ったり、お客様の要望を取り入れたりと
変化している事でしょう。
しかし、変化しないものがあるはずです。
・体に優しい食事を提供したい。
・自分の好きな○○の良さを多くの方に知ってもらいたい。
・お客様の喜ぶ顔がみたい。
この変化しないものが経営理念です。
経営理念をもっているかいないかで大きく差が出ます。
儲けたい
もしこのような経営理念をお持ちであれば、変えるべきです。
結果として儲かるのは商売として当然です。
しかし、儲かるのが目的となれば経営として成り立ちません。
いつかは破綻します。
お客様や従業員や一般の方、誰もが共感できる経営理念を持ち
それを従業員が共有している事が経営の軸がぶれないしっかりとした
店舗となるのです。
商店街の運営は苦労されていると思います。
以前は商店街は集客能力があり、そこで店舗を出していれば
来店者数もあり、売上がありました。
現在は、集客能力の高い大型店舗が増えて付近の商店街は
集客能力を失い売上が減少しています。
しかし、理由はそれだけでしょうか？
大型店舗はマーケティングリサーチを徹底的に行います。
マグネットと呼ばれる集客できる店舗を誘致するために
対策を練っているのです。
集客の衰えた商店街は大型店舗以上に対策を練らないといけません。
各店舗が独自の魅力を出して集客することが商店街全体を活気付けることに
なるのです。
では店舗の魅力とはなんでしょうか？
もう『○○を置いている』という営業形態では運営していけません。
今まで運営してきた経験を活かし新しく生まれ変わらないといけません。
大型店舗にない独自を魅力（強み）を作り、新たな手法で集客しなくては
なりません。
そして、リピーターを増やし口コミで広げていく。
そのためにも店舗の魅力を確立することは黒字化の絶対条件といえます。
努力に勝る天才なし
１日１日コツコツと目標に向かって努力しつづける。
儲けるにはそれが一番です。
少しの努力で一攫千金を狙っている経営者では
従業員もついてきません。
物事を成し遂げるのは簡単なことです。
成し遂げるまで諦めない事
言葉では簡単ですが大変なことはわかっています。
わかっているから真似が出来ないのです。
この真似の出来ない事こそが店舗の財産であり
魅力なのです。
『努力しても勝てないんだ』
そう思う方もいらっしゃいます。
それは知恵が足りないのです。
知恵をしぼり、競争を勝ち抜き
お客様を獲得する。
自分でどうにもならないことはありません。
発想、考え方を変えると必ず達成できます。
自分を信じて努力を続ける事。
それが黒字化経営の考え方です。
堂々と利益を出す
利益を出すことを自慢できるようにしなければなりません。
後ろめたい気持ちで儲けてては、経営者だけではなく
従業員もついてきません。
当然、お客様をだますことになるので
いつか経営は破綻してしまいます。
では、『堂々と利益を出すこと』とはどういうことでしょうか？
それはお客様に喜んでいただくためです。
利益を出すことそれは売上を伸ばす事。
売上が伸びている事とはお客様が喜ばれる事。
利益を出すことそれは税金を納める事。
税金を納めることそれは社会貢献する事。
社会貢献することそれはお客様に住みよい国にする事。
利益を出すことそれは経費を抑えること。
電気、ガス、水道、ゴミを抑え環境に悪影響を出さない事。
環境に悪影響を出さない社会を作ることは
お客様の信頼をいただき認めていただける事。
利益を出すことそれは従業員を幸せにすること。
従業員を豊かにすることはお客様サービスが向上する事。
全てはお客様のために利益を出す。
その経営理念で運営すればきっと黒字化は永続するでしょう。
